那珂川下り
1998/05/23 - 1998/05/24
大胆にも今夏に釧路川下りの計画を立てたはいいが、現時点ではほとんど素人の我々。
果たしてフネにキャンプ道具が全部積めるのかどうかすら確認してません
(^^;
練習も兼ねて、まずは初心者でも安全そうな川ということで、
鮎釣りシーズン開幕直前の栃木県は那珂川へ行きました。
コースとしては、烏山駅付近 → 那珂川大橋 までを1泊2日で漕ぐ予定。
1日目
鈴、おぎのの「義明コンビ」は前日夜に出発し
集合地点となった那珂川大橋直下の「道の駅かつら」に深夜に到着。
すぐ横の河原でキャンプして千葉組の到着を待ったのでした。
常磐道の事故渋滞に巻き込まれたツッチー夫妻ともなんとか合流。
烏山駅で一人寂しく待っていた(ゴメンねぇ)菊ちゃんを迎え、
出発地点の河原へいそいそと移動し、フネを組み立てます。
ここで今日のメンバー紹介
菊ちゃん
パジャンカ (赤)
カヤック歴ン年。今回のガイド役である
鈴
ノーティレイ Raid2 (青)
巨大な2人挺を操る。釧路川の経験有り
ツッチー&みっちゃん
ファルホーク ボイジャー 450T (赤)
カヤック歴半年。流水は初めての挑戦
おぎの
フェザークラフト K-Light Plus (緑)
カヤックは海経験のみ。同じく川童貞
フネが組上がった時点で すでに 12時をまわってました。
天気は薄曇り、気温高め、風ほとんどなしとゆう絶好のコンディション。
ただ、水量は少な目のようです。つーことで、ようやく出発
!
初めて瀬を越えた時は妙に嬉しかったです。
たとえそれが1級の易しいトコロだとしても…
K-Light Plus Expedition は、乗り込む時など静水時の安定性にはやや欠けるのですが、
一旦動き出してしまえば、ほとんど気になりません。
若干キールのセンターが出ていなかったためか、あるいは微妙な座る位置なのか
はたまたおいらのパドリングの問題か、ちょっと左に曲がり気味でした。
半分ぐらい下ったところで、河原に上がって休憩としました。
ここまではカメラが荷物の奥深くしまわれていたため写真がありません。
ここで、ツッチーが練習で
「初めての沈」
をやってみることにしました。
2人挺ではちと辛いので、菊ちゃんのパジャンカを借りました。
なんとか無事に那珂川の水を味わえたようで、よかったよかった。
だいぶ初心者軍団にも余裕が出てきたようです。
カメラをすぐに出せるようにマップケースに入れなおして出発。
いろんなカヌー/カヤックのグループと抜きつ抜かれつをしながら平和に流れていきます。
ボイジャー、浸水する!
大瀬橋下の瀬を越えると後ろからツッチーの「浸水してるぅ〜」という声が…
急遽、河原に上陸し裏返してチェックしてみると見事に穴が開いています。
何回か浅瀬でボトムを擦ったため、重量級の乗客
:-)
に
ボイジャーの薄めのハル素材が耐えきれなかったようです。
出発時間が遅くなったのもあるけれど、トラブルやらいろいろあったため
予定の 17:00 までには新那珂川橋には辿り着きませんでした。
予定していた飯田嬢との合流もまぁなんとか完了し、鈴と2人で出発地点の車を回収に、
残った人で買い出しと焚き火の薪拾いをします。
真っ赤な夕陽を眺め、すっかり暗くなってから夕食。
焚き火を囲んでいると、目の前をグリーンに光る蛍が横切りました。
いい川だ。
2日目
寝不足なので爆睡してたのに、暑さに耐えられなくなって起こされました。
小雨がパラついたものの、なんとか天気は持ちそう。
ボイジャーのハルをチェックすると、けっこう傷がついてます。
ガムテで補強し、早くも貫禄のあるフネの様相になってきました。
キャンプも初体験、カヤックも初体験な飯田嬢は鈴のバウシートへ。
いきなり底を摺ってライニングダウンなぞもありましたが、
なんとか漕げるようになったようです。
昨日よりフネが沢山下っています。犬を連れた人も多かった。
御前山橋を超えたところで休憩。
ここで、ツッチーが自分の車のキーを鈴の車に忘れてきたことが発覚。
ちょっとブルー入ってました。
とうとうゴール地点の那珂川大橋が見えてきました。
河原には釣り人等のギャラリーもたくさん。
ここでカッコ悪いトコロを見せるわけにはいきません。まじめに漕ぎました。
結局、今朝の出発地点までタクシーで行って車を回収。
ぽつぽつ降り出した雨の中、急いでフネをばらして、
ラーメン食べて、アイスも食べて、今回の川下りは無事に終わったのでした。
帰りの常磐道は大雨で、川下り中にこの雨に追いつかれなくてよかったよかった。
次は釧路川だ!!
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